一件だけ、討論を聞いて不賛成としました。
今朝は5時に目が覚めてしまいました。
なんといっても初めての本会議があります。
恵子さんと一緒に出かける際に、藤谷の守護神・大仏山を背に記念撮影しました。
こどもらが買ってくれた真新しいスーツです。
小野から志津野へ超える峠道で倒れた枯れ木にもたれかかってニホンカモシカがこちらを見下ろしているのに気が付きました。車を止めてスマホで撮影したのですが約20m、不鮮明です。でも何か縁起の良い気分になりました。
本会議は10時きっかりに始まりました。初めに議長選挙でした。監査委員の時に私の監査請求を好意的に扱ってくださったことを思い出して三輪正善さんに入れました。
予め議案は勉強しておいたのですが、下の写真のものだけは、採決?の段になって賛成しませんでした。
今年の2月のころだったと思います。富岡学区のある町工場へ「川合治義」のリーフレットを配布しようとしたら、社長さんに呼び止められました。「俺らはいつまで働きゃいいんや。国保は上がる、わずかな年金さえ当てにならん。あんた市会議員になって楽しようと思うかもしれんが、市民のために働かな承知せんぞ!」と大いに語られました。(*2月21日、東新町〇丁目での体験です。)
共産党の小森市議がこの議案に反対討論をされたのを聞いていて、あの社長さんのことを思い出したのです。国の政治の下請け?である以上、国の施策に抗うことは大変難しいのでしょうが、関市としてあの社長さんの怒りにこたえる施策が打ち出せないのかと「ふと」思ったのです。
ほかの新人議員たちがどうしたかは知りません。少子化や若者の市外への転出についていろいろな対策を述べていた彼らが、私のような経験をしていたなら、賛成はできなかったでしょう。
いうまでもなくこの条例改正案は賛成多数で承認されました。
ともあれ、初の議会は何とか大過なく通過できました。ただ、改めて議員になったことの重大さを考える日ともなりました。