この光景-偶然の再会
関市総合体育館のアリーナで展示されている47都道府県の高校生写真家の作品を見て回りました。北海道から沖縄県までずーっと見て回ると結構疲れました。
高知県からの出品は4、5点でしたが、そのうちの一枚を見たとき『おやっ、これどこかで見たような風景だ!』モチーフになっている列車が走る線路と道路の曲がり加減をどこかで見たような気がしたのです。
今年1月に恵子さんと訪れた高知県佐川町の牧野富太郎記念植物園の高台から見晴らした風景が思い浮かびました。
家に帰ってクラウドから写真を下してみると、『やっぱりそうだ!間違いない!』
出展者の森下颯さんと全く同じ地点での撮影ではないですが、アングルが似た写真。
それに森下さんの写真の左端中段には佐川町庁舎に掲げられたマークがくっきり!
この町の前町長は江戸時代にわが藤谷から岐阜市北部の北野の戦国武将・深尾氏に従って、土佐に領地を得た山之内一豊の家来となった堀見氏の末裔です。その堀見和道さん一族の神社の名は『武儀神社』で、私たちもお参りしてきました。
残念ながらこの前の選挙で敗れましたが、東大卒のキャリアを生かし、現在は高知大学の理事となって活躍していらっしゃいます。
文化会館で表彰と講評
全国から鉄道で来てくれた高校生の足となって関市と岐阜駅を結ぶシャトルバス。
700人程の高校生と引率の先生方。
ヒトの進化が一目で分かります?
表彰された一点一点の作品について交互に詳しく講評する若子jet審査員長と井上嘉代子審査員。その講評の描写が大変的確なのに大変驚かされました。
1時間15分ほど文化会館で過ごした後に、総合体育館に移動して展示作品を見て回りました。こちらも力作が多くてしっかり時間がかかりました。
表彰式に行ってしまっていて?こちらは閑散としていたのでよく見られました。
最優秀賞はもうプロ写真家の水準なのか、私にはあまりピンとこない作品。
これなら解りますが、「着衣水泳」は私が高校生の頃なら生徒指導部の先生に叱られそう。
私の気に入ったのはこの白黒組み写真です。
お米の収穫を喜ぶ農家のようすが各シーンからあふれ出てきます。
ポートレートではこれが気に入りました。
構図、臨場感、光の加減、モデルの表情、メッセージ性など様々な要素を駆使して訴えてくる高校生の写真に大いに満足させられました。
全国からの写真家を迎えて要因として働いた岐阜県下の高校生の皆さんもお疲れさま
今日の私の作品
『裏方のひととき』