２つのキャンプ場を視察
上之保の過疎集落を訪ねた帰り道に出会ったカモシカ、車の中から写真を撮り、外に出てムービーをと思ったらササっと薮に消えてしまいました。いつもなら気が済むまでじっとこちらを見ているのに不思議でした。
撮った写真を見ると、子連れカモシカでした。だから逃げたんですね。初めて見た親子連れのニホンカモシカです。
上之保の一番奥にあるネイチャーランドへ行くといくつかの子どものグループが昼ご飯を作っているところでした。パスタを茹でているという小学５年生くらいの男女のグループ、ちょっと火勢が弱くてかわいそう。『もう少し薪をくべるといいよ。』などと言いながら勝手に手伝うと火が大きくなり、やがて鍋から泡が吹きこぼれ始めました。
１０台ほどの乗用車でやって来た小牧市のボーイスカウト、社会的にも地位のある指導者の方にネイチャーランドの感想を聞きました。
最近は設備が整い過ぎたこぎれいなキャンプ場が小グループの利用者に喜ばれるが、自分たちのような大規模な集団が遠慮しなくてはならない。その点ここは広くて、雨が降ればバンガローもあり、危なくない流れもあって引率するものにとっても安心だ。５泊６日でいろいろ楽しませてもらう。最近利用している中では一番気に入ったので、また利用させてもらいたいと思う。
やがてバスで合流した一団。
観光バスが通るには道が狭くてぎりぎりで怖かった。ドコモが通じないのが不便でWi-Fiも整備してもらえると何かと便利だと思う。
砂防堰堤の滝が遊び場に最適です。
野外ステージもきれいになっていました。地元の方々が整備に勤しんでおられます。ロックバンドやフォークジャンボリーのような催しはもう流行らないのでしょうか。
最近トンネル内の照明が気になります。
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富之保の八滝ウッディランドへ移動しました。
こちらもディキャンプと泊り客で結構繁盛しています。
BBQで盛り上がるディキャンプの一団。
若い家族連れのグループのカヌー遊びのために満タンにしてあった水を、アマゴのつかみ取りのために、二人の係員が水門の仕切り板を一段抜いて落としています。
NTTドコモのアンテナは少し下流の祖父川集落の中心地にあるのですが、キャンプ場には電波が届きません。
それぞれ特徴のある２つのキャンプ場です。
『売り』とか『推し』を絞ってもっと積極的に宣伝すれば地域活性化に役立つように覆います。例えば『狩猟キャンプ』『炭焼きキャンプ』『漁労キャンプ』『サバイバルキャンプ』など田舎を全面的に打ち出すのはどうでしょう。
