メニューは「小糠(こぬか)」だけ
お客様の運動場、くそくそくそ!
イノシシを母親とウリ坊を卒業したばかりの子豚たちを一網打尽にするには箱罠が有効です。今日は夏の間放っておいた箱罠を整備して、「開店」に備えました。
お米を精米した時に出る小糠をお店の中央に小山状に置いておきます。初めは入り口付近にも少し撒いておくとお客様が立ち寄り易くなるようです。中央の小山をなめてもワナの扉は落ちないように固定してあります。
店主はたまに小糠を補充しに行きます。ワナの中の足跡が増えてきたらいよいよ扉が落ちるように細工します。イノシシが従来通り小糠を嘗めに来ますが、足元には細い針金がピンと張ってあり、その端は微妙なバランスで固定されている扉に繋がっています。昨シーズの場合、5、6頭の兄弟のうち入り口付近にいた個体は頭だけワナの外、首に扉が落ちてきて死んでおり、他はハコ罠の中で右往左往していました。
お店への小径も本当は草ぼうぼうが良いですが、草に店主の匂いが付くので、きれいに刈りこみました。これで素早くアプローチできます。
ワナの内側に生えた雑草もきれいに刈り払い、コヌカのご馳走を盛り易くしました。
こちらも坂を上り易くするために草を刈りました。
こちらは両扉です。ツキノワグマが掛った場合に備えて天井には40cm四方の穴があけてあります。イノシシと二ホンジカはその穴を抜ける知恵がありませんが、ニホンザルとツキノワグマは簡単に逃げられるのです。
明日は精米所へ行って仕込み用の米糠をもらってきます。
さぁ、いらっしゃい。
上と下の二枚の写真に共通なものは何でしょう。
今日は関市議会の議会だより『スパット』vol.2、6月議会報告の担当部分を音訳しました。
明日は弁慶俳句会の月例句会です。