幼獣ヤロー
土曜日と日曜日はクリーンプラザが休業しているので殺処分したイノシシを持ち込めません。そのため金曜日の夕方にはククリ罠にイノシシが掛らないように罠にフタをしておきます。
ちょっとした異常でも気が付いてまず掛からないのです。
ましてこれだけはっきりとした蓋がしてあれば絶対に掛かりません。
そこで今までちっとも掛からない箱罠を再点検しておきました。
今朝、エサだけ舐められるワナのひとつに行ってみると、ガシャーン、カシャーンと音がします。おや、掛かったかな!?
落としブタが落ちていますが、イノシシの姿はありません。
いました。ウリ坊ではありませんが、親離れしてそう経っていない幼獣です。
夕方になって、檻の中で死んでしまわないように餌と水をやりに行きました。
山状に盛った米ぬかに水をかけてやると、即座に夢中で舐め始めました。
憎いはずのヒトが持ってきてくれた餌と水でもこだわりがない、やっぱり幼いからでしょう。ワナの扉を落とした細い針金が浮かび上がりましたが意に介しません。罠から逃れようとして暴れていたので腹が減ったのでしょう。たんと食べよ、今のうちだぞ。