バナナには無理かな
今朝散歩して見上げた秋の空です。雲が本城山の上空で『山』の字を書いています。
朝8時から正午過ぎまでは関音訳の会 しおんのボランティアで広報せき10月号を10ページほど朗読して録音しました。今月号は5人なので少し多いです。45分50秒ほどを4時間かかりました。上手な先輩会員なら2時間で済ませられるでしょうが、読んでいる途中につい雑念が浮かんで失敗するのでやり直しが多いのです。
広報せきSeki Gocoro と 議会だより すぱっと、視覚障がい者の皆さんにしっかり行政情報が届くように願って、心を込めて音訳します。 晴眼の私たちは、それだけでも本当に幸せです。役に立てればもっと幸せというものです。
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元禄時代に活躍した松尾芭蕉の俳号の由来は庭のバナナの草だったはずです。
わが藤谷には、耕作放棄地にいつから生えているのか不明の芭蕉が数株あります。
毎年花を咲かせ、バナナもなりますが、生長しきらず秋になってしまいます。
長い高温の夏、ひょっとしたらある程度のバナナの実があるかもしれません。
冬になればこの実も葉っぱも、茎さえも枯れて、春には溶けてしまいます。草ですから。
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先週この箱罠にイノシシの幼獣が掛かって、死なせないように、3日間餌をやっていました。
その期間中にワナの恐ろしさを他のイノシシどもが見学をしたに違いありません、藤谷からイノシシの気配がぷっつりと消えてしまいました。
それでもひょっとしたらおっちょこちょいが、あるいは二ホンジカがまた掛かるかもしれないとワナの扉を開けてきました。
たっぷりと米ぬかを置いて、引っかかれば確実に扉を落とす細い針金を仕掛けてあります。イノシシが足を触れたとたん、引き金の金具が外れて扉が落ちます。
しかし、たぶんこのまま冬まで、少なくともイノシシは掛からないと思います。