知恵比べ
今年最後の罠掛けをしました。明日の朝に掛かっていなければ、元旦から1週間は狩猟休業です。狙いは知恵のある大物、イノシシと二ホンジカです。
まず小麦の苗を食い荒らす二ホンジカの大物たち。足跡でその大きさを想像します。
農道に残された、田んぼのムギを食って出てきたシカの足跡を「目玉の天使」の歩幅と比べると。
足の大きさはこの通り。ゆうに50kgを越える大ジカがこの二つに割れたヒヅメの4本足で田んぼだろうが山の中だろうが、崖だろうが簡単に乗り越えてしまうのです。
数頭がこの三差路でどの田んぼへ入ろうかと相談したのでしょうか。
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次が大イノシシです。
左手奥に箱罠の鉄格子が見えます。この箱罠には小物がよくかかりますが、大物イノシシは全く入りません。右手のカラスザンショウの左手の獣道を通って、細い流れをまたいで手前の耕作放棄地を荒らします。
そこでその獣道の法先に罠を仕掛けてみました。
カラスザンショウの左手の斜面を下ってくるイノシシには踏み板の臭いが嗅ぎにくいはずです。さらにヒトの臭いが残らないように流れを伝って現場に移動しました。イノシシは坂道へ帰るときには手前の広場から水路を飛び越えて踏み板周辺へ着地するはずです。これらの工夫によって大物イノシシも罠に気づかないまま罠に掛かるはずです。
明日の朝の点検で掛かっていなければ、年初の1週間は狩猟は休みます。