猪との勝負に敗退
今の時期、伸びてきた小麦の芽を食い荒らす二ホンジカはほんのたまにしか田んぼに入っていません。学校給食に供するジビエとして二ホンジカを捕らえるよう督励されていますが、いかんせん藤谷の二ホンジカはまるで消えてしまったかのようです。
いっぽうイノシシは道路わきや法面、田んぼのボタや畔の土を掘り起こす悪さは止んでいます。これも昨年11月以来の狩猟と禁猟期間の害獣捕獲補助員としてイノシシも捕らえてきた効果もあるかな、と思います。
それでもイノシシは小さな洞の中では大いに食餌に精を出しており、市道に軽トラを止めて洞に入ると耕作放棄地や山裾にはエサを求めて掘り返した跡がいっぱいです。そしてその足跡の大きさからすると100kgを越えたデカい個体、オッコトヌシのようなデカい奴が徘徊しているようです。から画像を拝借しました。
今年になって本気でこのデカいのに戦いを挑んでいるのですが、今朝も負けでした。
耕作放棄地に継続的に撒いてきた米ぬかの減り方が著しくなってきた昨年末からエサを増やし、侵入経路を特定しても罠をかけず好きなように食わせ続けました。今年になって水の流れをせき止めて、その中を移動して向こう側に罠を埋めると同時に米ぬかエサをストップ。せきを切って流を細くしてしばらく経った日曜日に時間をかけて慎重に米ぬかエサをワナのこちら側とあちら側に撒いておきました。
絶対捕らえる、と皮算用していたのですが、流れのこちら側からククリ罠とつついて空弾きして、悠然とその向こうの米ぬかも盗み食いして去ったようです。
この「おっことぬし」のようなデカいイノシシは体力と知恵の塊です。行動範囲はだいたい掴んでいますが、そのどこに罠を仕掛けても掛からない。藤谷の地区外へ出張れば無警戒のイノシシや二ホンジカを捕らえられそうですが、そうなると防衛的でなくなるので実行するつもりはありません。あくまでも地元自治会の任務としてのハンターです。
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上之保温泉ほほえみの湯
はじめて入りました。男湯は5人、女湯は6、7人だそうです。インタビューはあまりに立派な刺青のヒトが居たのでやめておきました。女湯は肥田瀬からの二人連れがいたことは分かりました。ほほえみ食堂は到着した午後7時40分には高齢男性ばかり7人がアルコールも交えた食事中でした。車は13台の岐阜ナンバーと1台の豊田ナンバー。やっぱり夜は圧倒的に地元民のようです。4月からの200円の値上げがどう響くかちょっと心配です。
7時過ぎに赤いアーチ橋=山本橋の側から温泉に行きました。温泉への坂の上り口の脇の田んぼのネットの支柱の上にフクロウが止まっていました。