洪水調整機能は森林管理から
上之保の小樽を過ぎ小和田に向かうと県道が急に狭くなります。そこまでの2車線が急に1車線の対面通行区間になります。およそ200mほどですが、地元の方たちはここを2車線化して欲しいと願っておられます。
津保川と山の斜面に挟まれたこの道路、通行量は少ないですが、東海・東南海の震度6だと持ちこたえられないでしょう。7年前の大水害の際にはこの上流で氾濫した津保川が道路を押し流して大変不便な期間が続きました。
道路わきの崖の崩落を防ぐためのネットにつり下がったツララです。
鳥屋市地区ではここ3年ほど継続的に植林山の間伐が行われています。よく分かりませんが、多くがバイオマス発電の燃料になるのでしょうか。そうでなくとも人目に付かない箇所に使われる板に製材されるのかもしれません。ちゃんとした柱に使われるには地上5mで直径が25cmはないとダメじゃないかな、と思います。今度聞いてきます。
作業用の道路を作り、森に日光がよく差すように間伐して林にして、また20年も待てば立派な柱材が収穫できるはずです。お米は一年ごとに収穫できますが、森林は植樹してから短いものでも30年から長いと5、60年かかるのです。現在のように利潤追求が性急な時代では、経済の効率だけで森林経営は成り立ちません。
津保川に落ちた枝葉を拾って、洪水でも流れない高さまで投げ上げている森林組合の作業班の方たちです。森を健全な林にして洪水を防ぐ、この森林保全は公的な事業として財政的にも保護されるべきだと常々思っています。
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魏志倭人伝の記述は吉野ヶ里の遺跡と符合することが多数あって、卑弥呼つまり邪馬台国は吉野ヶ里遺跡にあったのではないのかと思える展示が気に入りました!実は今回の48年目の新婚旅行の主たる目的はそこでした。
恵子さんが卑弥呼さんと初対面しました。
卑弥呼の記述、
卑弥呼のようなシャーマンが住んだ高床式の住居に上りました。
奥の3階建ての建物は王が重要な決定を下す際の寄り合いの場所です。2階には王や貴族の集会所、3階にはシャーマンが神のお告げを聞く祈禱所があります。
部屋の内部です。
3年生のハッチやそれより幼い孫たちにも順次読んで欲しいと思って買ってきた、そこでしか売らないというパンフレットです。
武器庫の内部