ついでにおちょぼ稲荷へも
わが藤谷集落では7月の第1日曜日に代表が愛知県の津島神社へお参りに行く習わしです。
手作業でしていたころは6月いっぱい田植え作業が続きました。それが終わってホッとした時期に村の代表を順繰りに参拝させ、残りの衆は『道普請』という共同の道路の修繕に汗を流したのです。
バスと電車を乗り継いで津島神社にお参りし、岐阜駅周辺の寿司やあたりでごちそうを食べて帰るのが代表参拝者の役得だったのです。
夕方に藤谷に帰ってくると道普請組とともに直会(なおらい)となり、またごちそうとお酒を飲んで津島様への信仰心を確かめ合う、という年中行事は田植えを終えた農村の貴重な息抜きだったのでしょうね。女性たちはどうだったのか分かりません。
今年の代参はH君と私でした。
朝8時に道普請組(草刈り組)が集合してきた藤谷センターを出発して美濃インターから東海北陸道路を一宮西ICまで走り、そのあとはカーナビの指示通り南下して9時少し過ぎに無事に津島神社へ着きました。
お参りの後、預かっていった1400円で大麻を買い求めて帰路に。
H君を誘って、そう遠くない輪中の町にあるおちょぼ稲荷へも参拝することにしました。夕べタモリがやっていた木曽三川のうち木曽川と長良川を渡って少しさかのぼるとおちょぼ様に着きました。
炎天下の参道、9時半過ぎではまだ人通りがそれほどではありませんでした。
稲荷様の好物、50円の油揚げを買って投げ込んでお参りです。
どの神様のお陰なのかよく分かりませんが、無病息災に感謝です。