コッツウオルズへの入り口の大学の街
新聞で紹介された、イギリスの産業革命に乗り遅れた台地コッツウオルズを見に出かけました。ロンドンから列車で1時間ほどでオックスフォードに着きました。そこでタクシーに乗り、予約しておいたレンタカー会社まで行って乗り換え、35ほどのカレッジの集合体であるオックスフォード大学(群)を見て回りました。
機内で入手した朝日新聞の機内版?
初日はロンドンの見物。タワーブリッジの跳ね橋は現役ですし、内部も大変興味深い展示がいっぱいです。テムズ川は潮の満ち干で水位が上下して、干潮の時は川底が広く現れます。パリのセーヌ川よりはずっときれいとは言え、長良川と比べてもどぶです。
「クマのパディントン」という絵本と同じ名前のロンドン市内の駅から出発。イギリスは「古いものこそ価値がある」という価値観があって、石造りの壁だけ残して中身は近代的なITオフィスに作り替える工事が施されています。高山の古い町並みのようです。
オックスフォード駅前のタクシー乗り場からレンタカー会社まで。
日本と違いたいていの鉄道の駅は石造りの街はずれにあり、中心街には教会があります。石壁で囲まれた古い街も多いです。それを壊さないために鉄道駅は郊外なのです。
東京大学、京都大学のようにいくつもの学部を備えたユニバーシティーではなく、カレッジがいっぱいある大学群です。自転車に乗った学生が走り回っているのが面白い。
あの方はここか、奥さんはここか、と探して回りました。
リンカンカレッジというのは門が広く空いていたので中庭に入ってみました。
ただし、あの方の学ばれたのはもっと東の前が芝生の運動場や牧場、植物園などが開けているカレッジだした。奥さんの方はここに近いと思いました。
ロンドンのビクトリアステーションの近くの安ホテルへ帰ってテレビをつけたら、イギリス国内の狂牛病関連のニュースに続き、なんと日本の沖縄の米軍基地への抗議デモが報道されていました。前年に沖縄海兵隊員による少女暴行事件があった時ですね。海兵隊は「攻める」に特化した斬り込み部隊ですから、理性なんてないと思って用心しましょう。