内容豊かなうえ面白い
今朝は8時から藤谷集落で従来箱罠を管理してきてくださった方たちの指導で、先日許可の下りた『イノシシ等有害駆除捕獲檻』の設置作業行いました。通常の猟期は11月からですが、田んぼを荒らす害がひどいので特に申請して狩猟ではなく駆除としてイノシシを捕らえます。
黒く見えるのがイノシシの通ったところ。
このままだと毎晩侵入されて踏みつぶされてしまい、刈り取りさえ困難になります。
畔も掘り起こされて脇の水路が埋まってしまいます。
4か所で罠檻の設置を済ませたあと、先日伐採されたセンターの桜の枝葉を所定の位置に移動しました。軽トラ2台で合わせて10杯分、やはり大木でした。太い枝にもびっしりと苔が生えて桜の表皮がかくれてしまい生気を失っていました。
午後1時半からは美濃加茂市で催された、立憲民主党の岐阜第4区支部長(衆議院議員予定候補)の今井雅人さんの講演を聞きに行きました。さかぐち直人さんも来ていてお二人のツーショット撮影に成功!
自民党政治の問題点、台湾と中国の問題、日本経済停滞の原因の3点にわたって大変興味深い話が聞けました。阪口さんも今井さんも、さすがは国政政治家です。豊かな知識と経験から語られることは、国政を国民本位のものに切り替える道筋を明確に示してくれます。
夜7時からは富野ふれあいセンターで、関市前副市長の山下清司さんの講演会がありました。こちらも関市政の生き字引のような方ですし、3週間余の忙しい政治活動によって熟練した講演には自信と説得力が感じられました。
朝4時に起きてミノニシキの田んぼの稗切りをした、という農民としての一面には大変共感を覚えます。銘酒『山谷豊』(さんやほう)への関与は小さくなるでしょうが、農業、なかんずく中山間地のコメ作りへの一層の配慮を期待したいところです。
山下さんの講演に先立って私も市議会議員として激励のあいさつをさせて頂きました。その中で今日の岐阜新聞にも載っていた『ふる里納税寄付金』を返済や基金積み立て偏重でなく、早く手を打たないと手遅れになる緊急の課題にも使って欲しいと要望しました。
今後の議員と首長の付き合いを通じて、執行部ルートでは伝わらない情報・要望を、議員として首長に伝えるのは当然の務めです。多少ピント外れでも庶民の生の声を伝えるのが議員の務めです。有能で懐の深い新市長には耳の痛いことも甘んじて聞いて下さるよう願うばかりです。
富野ふれあいセンターの大会議室を埋めた参加者からは盛大な拍手が沸いていました。