バスと長鉄を乗り継ぐ
今朝は5時半に起きて、梅雨曇りの県道を一路関市上之保事務所へ。
この地図は帰路に恵子さんの車で自宅に寄って走った時のものです。朝に一旦関市街地へ出ると津保谷へ帰るの公共交通は無きに等しいものであることも実感しました。
6時過ぎに到着して10分ほどたった時、上之保事務所6時24分発、中濃厚生病院行きの関シティバスがやってきました。
早速乗り込んで、だれも座らないうちにパチリ。
以前のように乗客の写った写真は撮影できません。
ピッタリ、定刻通り関シティターミナルに着きました。
武義高校の最寄り駅である「梅山」への往復切符を買いました。とはいっても同じもの連番を2枚買って、駅員さんにスタンプを押していただいたもの。
長良川鉄道の梅山駅は武義高校の南東の端に作られたプラットホームだけの駅です。
豪華車両『長良』を連結した2両編成の、7時45分発の列車は定刻より1分ほど遅れて梅山駅に到着です。関駅に到着した時にはすでに結構な客のいた列車ですが、関駅でこの列車に乗り込んだ武義高校生が多すぎて、駅員さん達が乗車をさばいたのですが発車が少し遅れたようです。
どちらかといえばゆっくり降りたのですが、線路の反対側へゆっくりやってきてもまだ高校生が降りてきます。田舎暮らしの長い私には、2車両とも高校生が通路まで埋め尽くした列車は経験がありません。
校庭脇の鍵の字の通学路を歩いていく列は延々と続きました。小倉山の頂上の美濃城が見えています。なぜか圧倒的に女生徒が多いのが不思議でした。
吹きさらしの駅舎の壁に外国語のポスターが貼ってありました。『日本政府観光局は旅行者のために一年365日常に24時間受付の外国人旅行者向けホットラインを設けています。困ったときには気兼ねなく情報と助言を求めてください。』といった感じ。
難民は追い払うけど、金を落とす旅行者には大変親切です。
空っぽになった列車は湯の洞温泉口まで行って引き返してきました。今度は『長良』が先頭車両です。
美濃市駅で『対向車の到着が遅れていますので、発車までしばらくお待ちください。』
この列車の後の下り列車が関有知高校生の乗り降りで時間がかかっているのでしょうか。
梅山駅と美濃市駅で乗った5、6人の関有知高校生が降りて『私の専用』となった列車のうち『長良』車内をパチリ、パチリ。
行くときは超満員だったのに、帰りの乗客は私一人だけ。
関駅に帰ってきました。
津保谷の過疎化は深刻です。
職場が遠いことが一番の原因でしょうが、引き金となってきたのは子供さんの高校通学が不便なので、思い切って市街地近辺へ出る若い世帯が続いたこと。
この不便な、シティバスと長鉄の乗り継ぎ登校を、シティバスと富野ふれあいセンターからのバス乗り継ぎにしてはどうかと思うのです。