関市議会議員 川合治義つれづれのブログpart3

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令和5年第4回定例会(12月議会)終わる

学校給食無償化を求める請願 に賛成討論

 前半は省略

 さて、本請願が付託された文教経済委員会を傍聴しておりますと、共産党関市議団の委員以外に採択に賛成した委員はありませんでした。しかし、市議会公明党の委員さんも、新政クラブの委員の皆さんも無償化自体に強く反対されているわけでない旨の討論をされていました。紙一重で採択に賛成できない、という感触でした。

 現にこの後、新政クラブの議員から『国の負担による学校給食費の無償化の早期実現を求める意見書』が提案されることになっており、私もその提案者に名を連ねさせて頂いております。これによって国の施策としての学校給食無償化は実現するかもしれませんが、それが早期になるのか、逃げ水のように延ばし延ばしになるかは分かりません。まさに異次元の世界なのです。

 

山下市長は昨日の記者会見で、年明け早々に『子育て世帯・物価高騰対策・支援事業の電子商品券せきPay』を市内の18歳までの子ども14000人に2万円ずつ、総額2億8000万円を支給する関市独自の制度を発表されました。それはそれで喜ばれるには違いありません。ただ、これだと経済効果はあるにしても使い道は分散してしまいます。ちなみに2億8000万円の「せきpay」にかかる経費・事務費は1984万円となり、約7%です。大変な額だと思います。

 

本請願の言う『給食の無償化』なら給食費の請求をしなければそれで済む。実に効果的で、手続きも至極簡単です。やがては実現するであろう国の負担が始まるまででいいのです。ふる里納税の寄付金で潤っている関市こそが学校給食無償化の幸せなまちとして大いに売り出すよう、市執行部に求めることで、ともに、幸せなまちづくりを目指す関市議会としての姿勢を明らかにすべきではないでしょうか。

繰り返しになりますが、国に早期実現を求めるなら、私たち関市の議員としては先に、関市が学校給食無償化をすることを求める請願をこそ採択し、市にその実現を求めるべきではないでしょうか。このことを強く訴えて、私の、請願第3号についての賛成討論を終わります。

 

残念ながら採択に賛成したのは私ともう一人の無会派の石原議員の他に共産党の猿渡議員、小森議員の4人、つまり紹介議員だけでした。

この後市政クラブの武藤議員が提案した「学校給食無償化」は政府が行なえ、という趣旨の意見書は石原議員以外の20人が賛成して採択となりました。

石原議員は『給食費の無償化は市長に求めて施策としてもらうものであって、政府に意見書を出すことは筋が違う」という論理で、提案者に質疑しましたが、納得力の高い答弁はありませんでした。

 

上にあげた私の賛成討論も、同室の石原議員と打ち合わせたものではありませんが、市長に給食費の無償化を市議会一丸となって求めるべきという論理です。

議長を除く21人中4人が採択に賛成、17人が反対という結果ですが、時がたてば紹介議員として賛成しておいてよかった、ということになるでしょう。

 

本町BASEの1年延長を求める請願は賛成が私と、公明の足立議員、新政クラブの北村議員の3議員だけに留まりました。多くの傍聴者が訪れることを期待していましたが、それらしき人影はありませんでした。

当局も建物の所有者がおれてくれば悪いようにはしない、というような大人の対応をしてきましたので予定通りの・正しい採決結果なのでしょう。

瓢ヶ岳周辺には雪が舞っているようです。

 平野へは ためらい見せて 細雪

明日の朝が楽しみです。

藤谷の守護神『大仏』 明日の朝には雪化粧でしょうか。

当時まじかの入日がまだらに谷を照らしていました。

写真右手の山から下りてきて麦の芽を食む二ホンジカのオスがククリ罠に掛かっていました。まだ角が落ちていない立派なオオツノジカでしたが、一晩中もがいたのでしょう、絶命していました。幼なじみの功君に処理をお願いして引き取ってもらいました。

辛いけれど、楽しむ狩猟ではなく、農作物を荒らす害獣駆除だと思うしかありません。