土塊を細粒化
「厳冬期」に荒起こしした田んぼです。
本当に厳しい寒さだったなら、荒起こしした土くれが氷結と解凍を繰り返すうちに細かくなって田んぼが均されるのですが、暖冬なので氷結しないので土塊のままです。あえて特徴的なのは昨年までは珍しかった二ホンジカの蹄の足跡がいっぱい残っていること、先週塗った畔にも深い足跡が残っていて本当に憎たらしいです。
トラクターの鋼鉄の爪で細粒化して、あとは藤谷川の水を注いで代掻きに備えます。
長方形がゆがんでいる2反の田んぼ。藤谷で4番目か5番目に広い田んぼです。
仕上げるのに1時間40分ほどかかりました。この作業を丁寧にしておけば、あとの代掻きが楽ですし、手を抜けば代掻きしても土塊が残って田植えが大変なのです。
日本に稲作が伝わって2000年、毎年1回、命がけで営々と続けてきた稲作がおろそかにされる今の農政は亡国の政策に思えてなりません。
自分のトラクターを車庫の肥やしにして、このトラクターに乗って1000時間を超えました。田んぼを可愛がること自体は楽しいのですが、体力的に負担を感じます。そろそろオペレーターを引退すべく、とりあえず機械化部会の責任者は下りることにしました。
責任者として残る作業は代掻きと田植えです。
夕方5時から志津野の小坂地区の南宮神社のお祭りの拝殿にお邪魔して冨野の学校の再編問題について説明会に参加しました。