集落協働の力
たった5haとは言え少なくとも400年は続いているわが藤谷の田んぼです。
これを放棄して荒らすわけにはいきません。今日は19戸のうち活動できる農家12戸の働き手が朝8時から、従来の電気柵を新しく更新するために昼過ぎまでみんなで頑張りました。
作業がはかどって予定したより広い範囲で更新が進みましたが、もう一度10月にやってすべての田んぼを囲おう、ということになりました。
これでイノシシから田んぼを一応守ることはできます。
しかし、イノシシは畑もボタや市道法面、さらには道路の舗装さえはがしてしまう悪党です。孟宗竹林のタケノコを目当てに大暴れして、まだ地上に顔を出していない白いタケノコさえ簡単に嗅ぎつけてむさぼる大食漢でもあります。
二ホンジカとともに害獣として駆除しないと中山間地の稲作と関連施設、家庭菜園、道路への被害が従来より拡大することは明らかです。市の指導と猟友会の協力で抑制してもらいたいと思います。私自身も猟友会の指示があれば害獣駆除に協力したいと思っています。
作業していたら犬を連れた女性が富野北アルプスを周遊して藤谷センターへ下りて来て、へたったワンコを抱きかかえて高沢観音へと上って行きました。去年も歩いてくれたというリピーターでした。『途中倒木や枝葉などで難儀はありませんでしたか?』と聞きましたら、『倒木がありますが、回れば済むことですから。』と気にしていない様子。
いえいえ、武儀事務所が整備してくれる高沢古道はさることながら、古道から外れてからの大仏から本城山に至る富野北アルプスについては議会が終わったらノコギリやチェーンソウを持って行って整備していきたいです。田舎暮らしの楽しみのひとつです。
夕方に自治会総会でした。