裏山にイノシシの基地
竹薮で暴れまくるイノシシの牙からから逃れても、サルの襲撃が続きます。
おもちゃのコーンをかぶせるとサルが食いません。高さが3m位になるまで被せておけばもう大丈夫です。一昨年竹薮を更新しようときれいに切り拓いて、出てくるタケノコは新しい竹林の担い手なのです。芽を出す前の幼いタケノコを掘って食うイノシシと、やっと出て来て伸び始めたタケノコの先っぽだけをへし折って食うサルの害と戦って、やっと今年の新タケノコたちが竹薮を賑わしくしてくれそうです。
4mほど伸びて下の方から皮がむけ始めたのでもう大丈夫です。
一冬越せば、来年春の筍を伸ばす親の竹にまで生長するでしょう。
写真の両端にイノシシが縄張りを主張する白いマーキングが見えます。
右端の中段にタケノコが顔を出してきました。これは私としてはノーマークで無防備だったのですが、イノシシも気づいていなかったようで今のところ食害を受けていません。それにしてもイノシシはどこからやってくるのでしょうか。
わが家の竹薮から白いマーキングを頼りに裏山の稜線を辿るとイノシシの沼田場がありました。標高190mの鞍部です。
赤土の地面に牙で穴を掘り、雨が降って水がたまると寝そべったりして泥を体中に塗りたくってダニを落とすらしいです。その時体に着いた泥を自分の勢力範囲を示す目印として樹々の幹や株に塗り付けて回るのです。この辺りの白いマーキングの中心がこの沼田場ということになります。
依然としてコヌカで餌付けしている箱罠には入ってくれません。
プロの猟師に情報を伝えて、このヌタバ付近で有害獣として捕らえてくれないか相談してみます。
直ぐ近くには二ホンジカが休息した痕跡が残っていました。
木の葉がどかされて黒い地面の上に白い直毛が多数見えています。
今夜は小野地区で富野の学校の廃校計画について説明させて頂くことになっています。