イノシシの見落とした貴重品
朝散歩していると竹薮の端にタケノコの頭が見えました。
近頃では走りの筍はほとんどイノシシに掘られてしまうので、食卓の初物はかなり遅かったのですが、これは竹薮の端にあったので嗅ぎつけられずに私を待っていてくれたようです。
あまり大きくはないようです。
よくぞ御無事で!
おやっ、結構な大きさですよ。
アイスクリーム、ではもちろんありません。
この根になるいぼいぼがおいしいのです。
イノシシどもは毎晩ご馳走をたらふく食らっているのです。
イノシシどもには米ぬかを振舞うことにしました。
狩猟期間ではないですが、市長の特別の許可を取ったプロの猟師さんが、禁猟期間に『害獣駆除』としてイノシシを捕らえる箱罠の補助員(餌付け係)に任命されました。
今日はワナは閉まったまま、まずワナの内外に米ぬかを撒いてきました。入り口の外側の米糠は舐められも、鉄の桟の中は匂いを嗅げるだけです。『入れません!』とじらしておく作戦です。タケノコが食べられなくなるころまではじっくりじらして、ウリ坊を連れたおっかさんイノシシが我慢できずに入って来るのを待ちます。
頃合いを見計らって猟師さんが扉を開ける手伝いをすることにします。
イノシシがかかるのは始めだけで、一度かかるともうそのシーズンはほぼ期待できないので、ウリ坊をたくさん連れておっかさんがかかるのが望ましいです。成長したオスはハコ罠にはまず入りません。
イノシシに掘られたた現場には器用に剥かれた皮だけが残っています。こういうのが竹薮のあちこちに見られます。生きるため、子を育てるために作物を荒らす害獣たち。
葛藤しながら狩猟のまねごとです。
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伊深のコンビニにハイブリッドのフィットが止まっていました。
高いのでやめましたが、差額がガソリン代と釣り合うまでどれくらい走らなきゃならないのでしょうか。
ナンバープレートの数字が気になりました。私のは1238です。