教育委員会と懇談
先月23日に終わった3月議会(令和6年度第1回定例会)の個人的-議会報告の折り込みを依頼しに富野、富之保、上之保の新聞店を回りました。
武儀事務所の少し上流の県道わきの崖の金網から、今年もヒカゲツツジが乗り出して満開です。薄緑色のツツジで美濃加茂市の健康の森の砦の周りにも咲きます。
富之保の水成川が津保川へ合流する地点から下流500mほどの桜が満開で見事です。
富之保の新聞店さんが新聞配達あとの休息中だったのでチラシだけおいて上之保へ行き、帰りにもう一度、橋の上から桜の花見。山肌にも山桜やコブシの花が見えます。
中央の山崩れの復旧工事はなかなか大変なようです。『おや、何かが動く。』
ニホンカモシカです。ヒトだと命綱を掛け、何かにつかまってでないと動けないような垂直に近い断崖で悠々と植えられた芝(?)を食んでいます。それも番です。
二ホンジカやイノシシなら単なる害獣ですが、斜面保護のための芝を食っても特別天然記念物ニホンカモシカには手が出せません。
最初の写真のヒカゲツツジと並んでびっしりと咲いていたのはショウジョウバカマ。
子どものころは『ホケキョバナ』と呼んでいました。確かにウグイスが鳴き始めるころに咲く株もあります。
上之保の水道水のサビ?についての要望を上之保事務所長に伝えました。
ユズの皮の有効利用について「かみのほユズ」の波多野社長と会見しました。
下之保の「おくど」の中田さんんと「地域おこし協力隊」のことで懇談。
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午後3時からは長瀬市議が設定してくれた、関市自治連副会長の中島さんと学校運営協議会の三輪さんの4人で、教育委員会の幹部3人との懇談会に出席しました。話題は当然学校規模適正化の名のもとに、富野の小中学校を旭ヶ丘の小中学校に編入する案についてです。
およそ1時間半にわたって当局側の説明を聞き、富野からの疑問にも答えてもらいました。
そのあと4人で今後の動きについて打ち合わせをしました。とりあえず5月7日までパブリックコメントにできるだけ多くの声を寄せてもらうよう機会をとらえて訴えていくことになりました。
私としては『教育的な観点のない単なる数合わせで富野の学校を廃校にする』ことには
断固反対です。こんな案が発表されただけで、富野へ帰る子育て世帯がなくなる、私立中学校へ進学する子が出てくる、教員の意欲にも微妙な影響がでる、などで富野小・中学校はますます危機に追いやられてしまいます。これでは地区を挙げて盛り上げようという機運に水を差すことにもなります。
この案を撤回させ、富野の将来をみんなで考えるチャンスとするために力を合わせて頑張りましょう。