関市議会議員 川合治義つれづれのブログpart3

毎日更新中!地域の身近な議員として市民の思いと声なき声を市政に直言します。議員活動報告や日常生活等を記しています。TIKTOKやFacebook、Twitter等のSNSでも随時情報を更新。関市学校規模適正化計画(案)や関市パブリックコメントにも言及。関市立富野小学校、関市立富野中学校の消滅の危機に富野地域最大の課題として取組みます。是非パブリックコメントで関市民の皆さんの意見を市政に届けましょう。

「適正規模」なら子供を健全に育てられているのか 【関市学校規模適正化計画(案)とパブリックコメント】

教育者ならそこを悩んで考えて欲しい

 関市学校規模適正化計画(案)【概要版】の資料を見ると、今回の計画には教育としての観点が希薄としか思えない半面で、行政的高圧感が漂います。親や地域のエゴとは異次元の『教育者としての観点』が希薄な計画に乗ったら取り返しのつかない教育の混乱を招きます。

 

例えば3月議会では栗山守市議会議員の一般質問「不登校児童の数は?」に教育委員会は、中学校ばかりでなく小学校児童の不登校の増加が顕著であることを答弁しました。

令和5年度1月時点における30日以上学校に来られない児童135人の学年別内訳。

1年生11人、2年生14人、3年生18人、4年生16人、5年生28人、6年生48人

適正規模? って教育的観点ですか。 不適正な小規模校だと問題が多く、教育効果も劣るのでしょうか。 決してそんなことはなく、適正規模校こそ問題山積です。

 

今朝の新聞記事です。

子どもの悩みに寄り添えない適正規模校より、富野小、中学校のようなどの子にも教員の目が行き届く小規模校の方が教育的優位性は明らかではないでしょうか。それをぶち壊すことに教育者として矛盾を感じないのか。

 

 

以下に計画案の数字を列挙します

・令和5年度では、小学校17校、中学校9校のうち半数を超える学校が、国の適正規模・適正配置の望ましい規模に満たない小規模校以下となっています。 

小学校(全17校)( ) の中は学級数

 小規模校 5学級以下)2校 上之保小(3) 板取小(2)  

小規模校  (6~11学級)7校 田原小(10) 南ヶ丘小(6) 富野小(6) 洞戸小(6) 博愛小(6) 武芸小(6) 武儀小(6)

 適正規模校 (~18) 7校 富岡小(15) 安桜小(14) 瀬尻小(14)  倉知小(13) 旭ヶ丘小(12) 桜ヶ丘小(12) 下有知小(12)  大規模校 1校(19~30学級) 金竜小(21)      

  中学校(全9校)

小規模校 (3~8学級)5校下有知中(6) 武芸川中(6) 富野中(3) 板取川中(3) 津保川中(3)

適正規模校 (9~18学級)3校  桜ヶ丘中(14) 旭ヶ丘中(13) 小金田中(12)

大規模校   1校(19~30学級) ヶ丘中(19)  

 

以下に『数合わせ』の基準を載せます。

⑵ 学校規模適正化への方策

① 学校再編を行う基準

小学校は複式学級、中学校は単学級(学年35人以下)が見込まれる年度 までに学校再編をすることが望ましいが、学校施設等が整っていることが前 提となります。

学校選択制

学校選択制については、従来の通学区域は残したままで、隣接する区域内の 希望する学校に就学できる「隣接区域選択制」を市全域で採用します。ただし、 学校施設の状況、就学予定者の人数等を踏まえ、受入可能人数を設定した上で、 児童生徒のみで安全に通学できることが条件となります。 選択の申請については、新一年生になる前年の8月頃を申請期限と定め、制 度実施初年度については、在校生においても実施予定とします。 また、「小規模特認校制」については、保護者や地域の要望のもと、小学校 に採用できるようにします。ただし、「小規模特認校制」採択の小学校が、翌 年度以降に学校再編される場合があります。

③ 再編形態

小学校同士、中学校同士の学校再編を原則とします。地理的要因等により、 小学校同士、中学校同士の学校再編の適正化が難しい地域には、小学校と中学 校で再編する「義務教育学校」を採用します。

  

以下に数合わせ、教育的配慮、地域との協調を載せます。

⑶ 学校規模適正化に向けての取組

学校規模適正化を進めるにあたっては、望ましい学校規模とすることに加え、今後の児童生徒数の推移、

そして地域とのかかわり、歴史的なつながりを考慮しつつ、保護者等の意向を十分に考え、地域状況等を含め総合的に判断する必要があります。

そのため、児童生徒に良好な教育環境を整えることに着眼し、保護者をはじめ地域住民等と協議しながら、適正化に向けて取り組みます。 

 

以下に②旭ヶ丘中学校区今後の進め方富野小学校と中学校について計画案を載せます。

◎今後の進め方

旭ヶ丘小の規模適正化に向けて 旭ヶ丘小は富野小と再編します。(学校間距離 7.4km) 富野小から旭ヶ丘小に通学となる地域には、スクールバス等で対応します。  

富野中の規模適正化に向けて 富野中は旭ヶ丘中と再編します。(学校間距離 7.9km) 富野中から旭ヶ丘中に通学となる地域には、スクールバス等で対応します。

 〇全ての学校に学校選択制(隣接区域選択制)を用います。                 

 

 

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関市学校規模適正化計画(案)の詳細は関市のホームページで確認できます。リンク先の概要版 (PDF形式、336.04KB)等をご覧ください。

また市民の意見や考えの募集もされています。(パブリックコメント)

www.city.seki.lg.jp

意見の募集期間

  • 令和6年3月22日(金)から令和6年5月7日(火)まで ※必着

 

意見の提出方法

(1) 郵送する場合    〒501-3894 関市若草通3丁目1番地 関市教育総務課

(2) ファックスの場合  0575-23-7747

(3) 電子メールの場合  somu-edu@city.seki.lg.jp

(4) 持参する場合    教育総務課、企画広報課、各地域事務所、西部支所

 

川合はるよしの考え 

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