ヤマガラは喜びを感じられるのか
ヒトはどんなに困難でも子育てを喜びと感じられるのですが、他の生き物に『子育ての喜び』という感覚はあるのでしょうか。
車庫の電線の支柱にかけた巣箱のヤマガラ、青虫を咥えて頻繁にやってきます。
デジカメのレンズが気になりますが、
ヒナに餌をやる気持ちが打ち勝ちます。
ツバメと同じで、毎年わが家の周りで巣箱を利用しているので一定の信頼関係もあります。穴に足を掛けた瞬間にヒナたちが大騒ぎして餌をねだっているに違いありません。
よいしょっと。(良いショット)
しばらくするとヒナの糞を咥えて出てきました。
巣箱の中の衛生を保つのと、糞の匂いがアオダイショウに嗅ぎつけられると大変ですから、くわえて遠くまで運んでから落とします。
糞は膜に包まれているのでしょう。まるで紙オムツのようです。
今日は市内の小・中学校の軒下のツバメの巣を撮影して回りました。
コシアカツバメ、という背中に四角形のだいだい色の羽毛があり、胸も白地に同じ色の縦長の斑点があります。民家やマンションのようなビルには巣を掛けません。どうして学校だけに巣を掛けるのでしょう。
天敵は雀です。せっかく架けた泥製の徳利型の巣を乗っ取ってしまうからです。
富野中学校と小学校、富岡小学校、旭小学校と中学校、田原小学校、桜ケ丘中学校、黄金田中学校、金竜小学校、瀬尻小学校、下有知小学校と中学校を回りました。
休日であるので不審者にされないだろうと思って今日にしました。学校の敷地には入らないでも撮影できるようにデジタルカメラのズーム機能を使って撮影しました。
ただ、上記のうちの一校だけは生徒も先生方も登校している様子でした。
こいつは図々しくツバメの巣を乗っ取って居座るスズメです。wとpの一字違いです。
壊れて落ちた巣を再建しています。
「頑張ってヒナを連れて帰れよ!」
新潟の「目玉の天使」一家が帰って行きました。
お父さん、走りのスバルから子育て用のシエンタに代えてきました。
ヒトは子育ての喜びを実感できるのです。