空は晴れても田んぼは闇だ!
富野ふれあいセンターを対岸の上大野から見たところです。
一対の橋台と津保川の中央に橋脚が立っています。これが洪水時に水を被っていた、とい証言が複数あります。ここに橋げたを乗せると漂流物が支えて両岸へ濁流が流れるのではないかという心配の声もあります。
素人の私も同じことが心配ですが、優秀な設計者がしっかり計算しているのですからまずそのような事態には至らないでしょうね。
5年前の7月8日未明の大洪水の水害では富野ふれあいセンター前の県道は50cmほどの冠水でしたが、今回の洪水は写真でお分かりのように、最高水位でもずいぶん下に留まりました。2m以上の差があるように見えます。
降水量が絶対的に少ないことがありますが、技術者の計算に基づく津保川の改修(断面積の拡張)で見事に洪水の水位が下がっているのです。小学校の校庭へ小野川を渡る通学用歩道橋は洪水に洗われましたが、校庭に水はつかず、津保川へ円滑に流れ込んだようです。
津保川は大丈夫でしたが、実りの時期を迎えた日本中で、田んぼへ水を引く用水路が埋まる事態は深刻のようです。昼のニュースでは鳥取県八頭町のことが紹介されました。
わが藤谷でも田んぼへ谷水を導く用水路が埋まってしまう事態があります。
稲の登熟がほぼ進んでさほど水のいらない段階に達しているのが救いです。
関市立図書館の屋上にあるプラネタリュームのドームの奥に発達する入道雲が!