関市議会議員 川合治義つれづれのブログpart3

毎日更新中!地域の身近な議員として市民の思いと声なき声を市政に直言します。議員活動報告や日常生活等を記しています。TIKTOKやFacebook、Twitter等のSNSでも随時情報を更新。関市学校規模適正化計画(案)や関市パブリックコメントにも言及。関市立富野小学校、関市立富野中学校の消滅の危機に富野地域最大の課題として取組みます。是非パブリックコメントで関市民の皆さんの意見を市政に届けましょう。

訪問介護ピンチ

過疎地で特に深刻です。

 関市の社会福祉協議会も同じ方針です。

 子育て支援とともに戦後の高度成長を支えた方々のことも大事ですね。

訪問介護ヘルパーさんには高い志と技術が必要なのに、そのキツイ仕事に見合う報酬が得られない。とりわけ事業所の集中する市街地から遠く、さらに契約者が点在すると移動時間が長く効率が落ちてしまうので報酬が目減りしてしっまう。

キツイ専門職であるにもかかわらず単純な仕事よりも低報酬となれば当然離職にもつながるし、新規就業者は増えるわけがない。そのうえ自分自身が高齢者である訪問介護ヘルパーが多い、これでは事業そのものが成り立たない。

「関音訳の会しおん」の奉仕対象者である視覚障がい者の方々の中にも、関市社会福祉協議会訪問介護ヘルパーのおかげで安心して生活できてきたのに、今年度でそのサービスが打ち切られ、ほかの事業者へ引き継がれることに大きな不安を感じている方々がいらっしゃいます。

自分がその立場に立ってみないと社会保障制度のほころびが分からないものです。

自助・共助が大切なのは当たり前ですが、最後の安全網である公助が当てにならないようでは何のために生きてきたのか分からなくなります。

 

国政では軍事費増に血道をあげる政府を、福祉充実の政府に取り替えなくてはなりません。地方自治体には身近な政府として「生きてきてよかった。」を実感できる施政を充実させて欲しいものです。より公共性の強い社会福祉協議会に福祉の模範を示してもらうために、目的を特定した財政援助ができないものなのか、勉強してみたいです。

 

円空仏の視察

 明日の午後関市わかくさプラザ 学習情報館で行われる研究報告会と講演の広告。

明日の午後1時30分からです。

超一流専門家による、関市の誇る能と狂言の面と装束についての講演は聞き逃せないですね。被る行事があるのですが、半分でも聞きたいと思います。

講師である東京国立博物館の浅見龍介先生と小山弓弦葉先生が藤谷円空堂の仏像を視察に来られました。

関市文化財保護センターの伊藤さんと森島さんを交えて熱心に研究していかれました。

特に印象に残ったのは一番大きい仏像である地蔵菩薩像がやや四角柱状の材木から彫り出されているのではないかという観察に基づいて「鉈薬師の仏像と同じように名古屋城の柱に由来するかもしれませんね。」という推論でした。大胆ですが興味深いです。

鉈薬師は名古屋市千種区日泰寺近くにある由緒あるお寺です。

奇しくも私が大学2年生から4年生の時に毎朝森永牛乳を配達していたテリトリー内にあります。