記念講演会
午前中は月曜と火曜の沼津市・富士市への行政視察のレポート作成と長鉄吟行俳句の子ども部門優秀作の冊子の原稿作りをしました。
午後には関市文化会館で催された『円空館フェスティバル講演会』に行き、大阪あべのハルカス美術館の副館長を務められている米屋優さんの『伝統と創造ー江戸時代の宗教美術を中心に』という講演を聞きました。522年の仏教伝来以来の仏像についての講演でした。
教科書では鎌倉期の運慶・快慶以後は仏像彫刻の歴史が表舞台から消えてしまうが、江戸時代にも営々と彫刻の技術は継承され、廃仏毀釈後、老猿の高村光雲にたどり着く着実な流れがあることを再認識できました。
もう少し円空さんのことについて聞けるかなと思っていたのですが、木喰とともにさらっと触れられただけだったのが残念でした。
入場者は意外と少なく、約60人程でした。でも先週藤谷の円空堂にお越しになった方々のうちのお二人と再会し、洞戸の円空記念館の方、池尻の関市円空館の方ともお会いできてよかったです。円空さんの人気は派手ではないが固いのです。
菊人形展の展示が閑散としていました。
今朝新聞を取りに行った車庫の庇にヤママユガ(山繭蛾)が交尾していました。
ひと夏の命を燃やし、来年への命を繋ぐためにどこかに卵を産み付けるのでしょう。
モスラを思い出しました。ザ・ピーナッツが姉妹ともに亡くなられたことも。