民謡を観覧し、円空彫りも見学
関民謡研究会の会長にご案内頂いていた「民謡の集い」に出かけました。
初めの30分だけ観覧させて頂きました。
艶やかな衣装と扇子、腕の振りと足さばきが見事でした。
今朝出がけにスマホの充電ができておらず写真は撮れませんでした。
池尻の関市円空館に行き、津保谷地区の学校で円空彫りを指導していらっしゃる森田先生の『円空彫り体験」を見学しました。各工程を段ボールで作った人形で分かり易く説明して熱心に教えられ、10人ほどの生徒さん達も熱心に彫っていました。
許可を得て撮影させてもらいました。
昨日の文化会館での米屋優先生の講演について、円空さんについての説明が少しさらりとしすぎていて不満が残る旨率直に話すと、M学芸員から貴重なお話が聞けました。
江戸幕府の支配が次第に強固になっていく中で武家諸法度、禁中並びに公家諸法度などの法整備が整っていった。寺社奉行が寺社を治め、特に寺には寺受け制度と末寺と本山の関係などが確定する中で、寺を持たない「放浪の身」の円空さんが特にこの中の地区を自在に行き来できた理由などを考える必要性を提起してくれた点で昨日の講演は大変有意義であった、と。
なるほど、聞く人はちゃんと聞いて課題を見つけているものだと感心しました。
この前も載せたクマの足跡の着いた水道管です。この寒さ、クマどもが北の山並みへ帰って行き、穴倉を見つけて冬眠に入ってくれていればいいのですが。富野の子どもたちに危害が及ばないことだけを祈ります。
これが置き換えられた石綿セメント管です。飛散を防ぐシートがかけられます。
山の上なのでジョイントの金具が盗られることはないでしょう。
鉄などの資材が不足していた時代に、安くて加工しやすかったから発がん性のある石綿セメント管がパイプとして長年使われてきたのです。内面の水に接する面にはしっかりコーティングがされていて、石綿の繊維が水道水に混ざる心配は100%ありません。
ただし、たびたび漏水して水道課と水道業者を悩ましてきました。
丸のこで簡単?に切れる。この繊維が空中に舞飛び、それを吸うと肺がんを引き起こす可能性が高くなると言われました。
先週視察した富士市の水道水ですが、大変美味しかったです。
富士山の伏流水をくみ上げているので、ろ過池を持たないそうです。富士の高嶺に積もった雪解け水が、年単位の長い時間をかけて適度なミネラルも溶け込ませているのかな。
富士山の登山客の排せつ物のこと思うと少し気味悪いが、長良川に流れ込む農薬などの化学物質と比べれば全く問題ないでしょう。
田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞふじの高嶺に雪は降りける