視察の意義
今朝議会事務局に行って行政視察の報告書を提出してきました。
関市議会の建設環境委員会として先週の月曜日と火曜日の日程で静岡県沼津市と富士市へ行政視察に出かけました。土屋委員長、武藤副委員長、安立委員、渡辺委員と長瀬・岩出・川合の7人の議員が参加し、議会事務局員1人が随行しています。
長い間「税金を使って現地までわざわざ出向かなくても、ネットでいくらでも調べられるだろう。」と思ってきました。 しかし実際に出かけて視察先で実情をお聞きすると大変勉強になり、費用対効果が確かにあることを実感しました。
沼津市のリノベーションまちづくり事業と富士市の人工衛星画像診断による上水道の漏水調査の実施、が視察の目的でした。私も事前にネットで調べて、事務局を通じて質問事項を出してあったのですが、先方は訪問すると初めにそれらに丁寧に答えて下さいました。
そのうえで、現地での事業の説明についての私たちの質問に対して、担当部署の方々がその場で即答してくれます。関市議会を代表して視察しているのですから委員長はじめ7人の視察団がそれぞれの問題意識で質問しますので、かなり多面的に経験を学べます。これはやはり「わざわざ出向かないと」学べない先進例と言えます。
7人の委員がそれぞれの問題意識で学んできたことを持ち寄って、委員会としての報告書にまとめることになるのでしょうが(まだ経験がありません。)税金の浪費というそしりを受けないものになるはずです。
関市の議員として行政とは違う角度で他自治体の先進例に学ぶという点で行政視察は十分意義深い、というのが私の今の考え方です。今後も実施される際には、しっかりと調べたうえで参加したいと思います。
後ろで頬杖をついている官僚は何を考えているのでしょう。
黒屋は広いです!
刈り取られたイネが新しい芽を伸ばし、再びコメを実らせています。
『しいな』ですが、カモたちにとってはごちそうになるでしょう。
わかくさ通りの街路樹も色づいてきました。
富野の上日立橋の辺りでも一連の工事が始まるようです。
河岸の竹林が水面近くで下流になびいているのが洪水のしるしです。
工事があればこの竹林も切り払われるでしょう。
イタチ・テン・タヌキ・キツネなどの哺乳類やカモ類をはじめとする鳥たちには気の毒ですが、住民の命と家財を守るためですから止むを得ません。
写真に写る津保川、一番奥の所(富野と多良木の境目)は山裾の断崖が迫っていて県道に歩道が付けられません。『将来的には』何やら工夫がなされて通りやすくなると聞きました。早期の実現が待たれます。