関市議会議員 川合治義つれづれのブログpart3

毎日更新中!地域の身近な議員として市民の思いと声なき声を市政に直言します。議員活動報告や日常生活等を記しています。TIKTOKやFacebook、Twitter等のSNSでも随時情報を更新。関市学校規模適正化計画(案)や関市パブリックコメントにも言及。関市立富野小学校、関市立富野中学校の消滅の危機に富野地域最大の課題として取組みます。是非パブリックコメントで関市民の皆さんの意見を市政に届けましょう。

養育費くらいちゃんと

子は鎹(かすがい)はもはや死語

 今日は本会議で代表質問と一般質問の第1日目でした。(以下川合個人の感想です。)

 

代表質問一番手は新政クラブの林さんでした。

 合併後18年間で人口が激減状態の板取と上之保をはじめ、吸収された遠隔地への手厚い施策を訴えましたが、私ももちろん同感です。新政クラブに属する林さん、武藤さん、長尾さん、長瀬さんもそういう過疎地域出身の議員です。具体的な施策を提案をして賛同を募ってもらえるなら賛成します。土屋さんも同様なのではないでしょうか。

 

市議会公明党の足立さんが2番手。

水道料金の22%アップについて、開始を遅らすなり、財政を工夫して急激な負担増を軽減できないかを提案し、富士市で視察をした人工衛星による上水道の水漏れ箇所発見の改善策を提案しましたが、当局は色よい答弁をしませんでした。

 

代表質問3番手は清流クラブの田中さんです。

答弁で関商工高校の卒業生の進路について就職が漸減し、進学が漸増していることを知りました。私の兄が機械化で学んだころに建てられた古い校舎などがいまだに使われている事も興味深く聞きました。6、7人の女性が傍聴に来ておられたのが印象的です。

 

一般質問のトップバッターは共産党関市議団の小森さん。

重度障がい者タクシー券(年2万円分)か自家用車用ガソリン券(年1.5万円分)の均衡と増額を求めましたが、色よい答弁はありませんでした。

 

一般質問2番バッターは若草クラブの土屋さんです。

養育費保証契約の保証料補助についての質問に興味を持ちました。

関市でもご多分に漏れず離婚によって母子家庭が毎年多数できます。しかし、養育費をちゃんと払わずに「逃げ得」を決め込む元夫が7割くらいだそうです。そうした元夫からちゃんと養育費を取って元妻に渡してくれる制度の利用促進を狙う質問でした。でも、『そうします。』とはなりませんでした。

また関市立保育園の子どもと保母の数の基準について政府の基準を満たしているのに対して、私立は10ヵ園のうち完全に満たすのは2ヵ園に留まることも分かりました。

保育士の待遇改善以外にこの異常事態の打開はできないだろうと思います。

 

ひとりひとりの議員が必死になって調査して質問を組み立てるのですが、市当局の答弁は固い壁のように立ちはだかって、議員が期待するような答弁はなかなか引き出せません。(なお各質疑応答については川合個人の感想ではなく、You tubeでご確認下さい。)

 

明日も5人の議員が一般質問に立ちます。

 午前に岩出さん、石原さん  午後には猿渡さん、北村さん、村井さんの順です。

 

昼休みに北庁舎の7階から辺りを眺めました。

 これは駐車場から見上げた、総合福祉会館の改修工事の様子。

4Fの窓から工事に伴う物資の出入りが行われるようです。

安桜山展望台は、周りのアベマキやコナラの葉が落ちて輪郭がはっきり見えるようになってきました。総工費7000万円ほど、もっと利用客があっても良いのに少なすぎ。

ほぼ同額の本町ベースの建屋と比ぶべくもありません。

椎倉坂トンネルの開通に伴って廃道となった椎倉坂の切通がくっきりと見えます。

奥に黒く見える山は中之保の大城と七宋町の境になる権現山(599m)でしょうか。