介護保険の権利意識
関市の社会福祉協議会はこの3月末で訪問介護事業から撤退し、従来の受給者はすべてほかの事業者が代わってサービスを提供することになっているそうです。
2次避難で安全な施設に避難している高齢者が帰って来たくても、住む場所もインフラも、さらに介護事業を担ってきた社協職員さえもいなくなってしまってはどうしようもありません。 責めることはできないですが、社会構造にも激震が襲ったようです。
シティターミナルから8kmほどの県道T字路交差点から上之保の一番北の鳥屋市地区まで行き、途中で5、6人の高齢者に、介護サービスについての不安やご希望を伺いました。
他人のお世話にはならない、週末に息子や娘が世話をしに来てくれる、近所の友達と情報交換したり談話しているが少しずつ施設へ入所したままの人が多くなってきた、息子や娘のところへ引き取られていなくなってしまった、などの実情はわが藤谷でも同じようなものです。ハートシティ「中濃の杜」とリハビリの「天馬」はよく耳にしました。
ほかの介護事業者は影が薄いのでしょうか。
民生委員さんが毎月回って来て相談に乗っていらっしゃるのをとても頼もしく思っている人も複数お聞きしました。ただ、保険料は払っているけど介護保険は今一つピンとこないという声もありました。
介護予防の活動の位置づけが分かっていないということでしょうか。
鳥屋市地区の入り口で昨年来続いている林道造成地の様子を見学。
数頭の二ホンジカが駆けていくのを目撃しました。
林道が整備されてこその林業です。
かなり間伐が行われていますが、まだまだ混み過ぎなのかな?
間伐されたものの林道がなかったので放置され朽ちている杉の丸太が多数見受けられました。この林道の意義がよく分かります。
市の水道課の真新しいバンが止まっていました。
漏水を止める工事が行われていました。
その水は富之保の水源池から単純計算でも200mもポンプアップされてきた高価な水です。
明治維新直前に建てられた倉洞の三十三観音塔は彫が鮮明でよく見える観音様です。
午後には2時間だけ、議員控室で精読と一般質問の準備をしました。