亡き父の宝物
木の芽時、毎朝うちの周りで新しい草木の芽や花に目がとまります。
今日摘みました。
天ぷらで頂きます。
やや日陰の薮でムラサキケマン、蜜を吸えるのはどんな昆虫でしょう。
ニリンソウの群生
サルトリイバラ
籾乾燥機を販売店に引き取ってもらいました。
デジタル式で張り込んだ8俵のモミの水分が14%まで低下すると自動的に運転を停止するという、25年ほど前に買ったときには最新式だった代物です。
稲刈りをしてハザにかけて天日干し、晴れ間を見て脱穀機でモミにするという大変な秋の作業から解放してくれた父の宝ものでした。
籾まき機、育苗機、発芽用温室、トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機、籾摺り機。 一貫してコメ作りができるように農機を買い揃えて、生皮な息子の負担を軽減してくれた父は草葉の陰で何と思っていることでしょう。より大規模な生産体系に組み込まれて、使わなくなった農機具の劣化は早いものです。
『農は国の礎』
熱心なコメ作り農家がまた一戸消えたこの現実を農水省、政府は何とも思わない。
『食い物と戦闘機・ミサイルはいくらでもアメリカから買えます。』
『兵器も指揮系統もアメリカに頼っていれば国は安全。』
『在庫一掃セールが終わって新製品の武器しか残っていなくなったので、もう供給しない。』と言われて慌てている国があることを知らなきゃいけない。
まったく、とんだ亡国政府です。