工場や校庭への浸水はなくなるはず
富野小学校から富野中学校への市道の下をくぐる水路の拡幅がとうとう実現しそうです。
このあたりで2、3時間の雨量が150㎜を超えると、この市道の下の水路では流水をさばけず市道に乗り上げ、市道が川となって下流の民家や工場、富野小学校の運動場へ流れ込んできたのです。
一昨年から始まったこの水路の断面積の拡張工事がとうとう仕上げを迎えたのです。
これも去年の工事です。
今年はこの合流点から奥の部分も改修されました。
先ほどの市道をくぐる部分とこの二つの谷からの流れの合流部分があふれ出して田んぼを洗い、市道へ流れ込んで「水害」を引き起こしてきたのです。
右の谷の水をさばく水路の改修はここまでのようです。
奥のユンボの奥にある山裾を流れてくる水がクランクしてここを流れ下ります。
左の谷の少し奥には「法坂池」というため池があります。
私が小学生だったころにはその池の脇を通る山道を通学路として使っていた分団がありました。今では池の上流はもう道さえ崩れてなくなり、とても通れたものではありません。
一つの事業が3年度を費やしてやっと完成する、公共事業というのは気の長いものです。