能登の被災者の皆さんに申し訳ない。
風の冷たい午後でしたが、日差しには春の兆しを感じますね。
富野小学校の下流の三羽尻地区の津保川の様子です。昨年中に河幅いっぱいまで土手が掘削されて断面積がずいぶん大きくなっています。ほとりで半世紀にわたって地元にガソリンを供給してこられた佐藤さんがスタンドを仕舞い、更地にまでしてしまわれました。お疲れさまでした。奥には藤谷の守護神・大仏(山)が寒風に堪えています。
この下流では今まさに河道の拡幅工事がたけなわです。
中央に写っているお宅は6年前の7月の水害で甚大な被害を受けて、旧家屋を撤去され、土台をかさ上げした上に新築されたもののはずです。併せてこの工事で断面積が拡大し、流れの邪魔をする部分も削り取られていくのでもう安心です。
あの稜線から向こうが美濃市になる大仏は、美濃市最高峰の瓢ヶ岳に比べたら大変低い里山ですので、今日は雪雲さえ掛かりませんし、風花さえ舞ってきませんでした。それでも吹き降ろす風は身に沁みました。 さて明日は大雪とか。どうなることでしょう。
午前中は議員としての仕事の一環で議会棟の控室を使わせてもらいました。
午後には阪口直人さんのビラを配布しました。強い北風に乗って時折風花が舞います。さすがにお会いする方々とお話はできませんでした。6km歩いたのに汗ばむこともありませんでした。
「寒い、寒い。」と言いながら暖かな暖房の部屋で食事をし、TVを見てくつろげる。
平凡な日常が実は大変な幸せなのだということをニュースや新聞を見てつくづく思います。世の中には経済的に恵まれずに食事もままならない人たちが少なくありません。まして震災によって衣食住のすべてを奪われてしまった能登の被災者のことを思うと、不平不満を持つことさえ申し訳ないように思います。
ただし、キックバックの政治家たちは許せません。