そろそろ一輪
谷を貫く市道の脇の梅の枝に蕾が膨らんできました。
それを見て今更ながら『おっ、もう春がすぐそこに来ているな!』と思い知ります。
正午頃の市役所の北の眺望です。遠目にはまだ冬の眠りのままです。
今日は市議会の全員協議会でした。
都市計画課から 本町BASEについて
危機管理課から 関市防災基本条例(案)
観光課 から せきてらす周辺整備方針(案)
関市観光振興戦略(概要版・本編) などの説明がありました。
特に興味を持ったのは本町BASEに係る本年1月12日に締結された覚書のことです。
覚書の内容
・令和6年3月15日の経過をもって、現契約を破棄
・上記期日の経過をもって、所有権は発注者である関市に移転する
・上記期日の経過後、受注者は発注者に本物件に関する費用請求はしない
・本物件の管理、運営等に関する要求はしない
大建metさんは何も得ることなく建物を引き渡して引き下がる上に、既に支払われ済みの「解体費用」を関市に返却することになります。
もっとも混乱を招いた責任を問われることもないので「よし」としたのでしょうか。
危機管理課と観光課の所管事項については追ってパブリックコメントの募集があります。
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帰宅後にシカ狙いのククリ罠の移動をしました。
昨夜10時前に見回った際、鳥洞(とりぼら)の入り口にまだ角のある若いシカが4、5頭耕作放棄地の雑草を食んでいました。車からの距離が10mあるかないところでこちらを見ながら悠然としています。ライトを点滅させたり、パッシング操作をしても気に留めない太々しさです。やがて面倒くさそうに薮へ入っていきました。こんな群れがいくつもいて、毎晩麦の芽を食い荒らすのです。
その現場とは違いますが、今朝見かけた、シカが山の赤土を踏んで里に下りて来てアスファルトに残した足跡です。斜面を下る際に蹄の間に赤土を抱え込むのです。
急な崖なのですが蹄で踏ん張って下りてくるのです。
斜面をちょっと登ってみると人一人が通り抜けられる幅で、背丈の低い木々の合間の獣道が斜面を伝って延びています。
上の写真の右上から左下への対角線に当たる獣道です。写真の右上隅の空間にククリ罠を仕掛けました。ワイヤを埋めるために掘った後があります。もしシカが掛かったら葉っぱの隙間を通して道路から確認できますが、狩猟のルールとして道路にシカの体の一部がかかることは許されません。順法を心がけてやっています。