5年前の洪水・氾濫には遠く及ばなかった
上大野と西神野を結ぶ鮎登里橋は5年前の洪水以来車両の通行は禁止されており、新橋が渡れるようになったら落とされる予定です。
架橋以来60年ほど経過し橋げたの腐食が激しいことと、洪水時に2本の橋脚が流れを邪魔するために上大野や西神野・中央地区への浸水を招くことがその理由です。
この写真は今月8月16日午後6時ころに撮影したものです。
今日歩道橋から撮影した上流側。
洪水によって寝かされたササの様子から、最高水位が分かります。
富野ふれあいセンター上流の右岸に残る洪水後もくっきりです。
5年前・2018年7月8日に撮った同じ右岸です。
洪水は引きましたが、氾濫の爪痕がくっきりです。
今日の新橋建設現場。一本だけの橋脚が立っています。
上大野の側から富野ふれあいセンター前の津保川右岸をパチリ。
洪水の最高水位がよく残っています。
小学生の頃は津保川で水泳する子供はいっぱいいました。
このカーブは『巻き川』と言い、深くて渦があるので水泳禁止でした。
竹薮が途切れたところで支流の小野川が合流します。
喫茶店と唐揚げ屋が入っているテナントの裏も洪水の跡が見えますが、余裕あり。
5年前の洪水時にはどちらの店にも浸水し、復旧までしばらくかかりました。
地域の喫茶店を生き返らせようと、ママの同級生たちが一生懸命ボランティアで働かれました。団塊の世代前後の高齢者は骨身をお惜しみません。
富野ふれあいセンター前の新橋橋台近くでパチリ。
上流もパチリ。
下流です。このカメラの高さまで洪水の最高水位が上がったのですね。
5年前の洪水の氾濫最高水位は今回とは比べようもないほど高かったのです。
津保川の洪水を防ぐための大規模な河川改修の成果ですね。
8月16日の午後6時ころの様子です。梁を固定する構造が青いシートで覆われています。
八滝ウッディランドのドーム。
コンサートや演劇をやったら面白そうです。
この橋、なんという名前だったかな。
奥の左端にできたばかりのシャワー棟があります。
キャンプやバンガローもありますよ。
中之保・小宮から柳瀬へ渡る橋です。
橋脚の円柱のように見える部分は洪水にスッカリ洗われました。
梁は浸かった程度でしょうか。
下之保・上野と多良木を結ぶ橋です。
ここにも今回の洪水の最高水位が記録されていました。
5年前の洪水災害の教訓を生かして高齢者などの避難呼びかけから始まった危険回避は大変円滑でした。結果的に津保川に限っては、洪水水位は5年前には及びませんでしたが、危機管理がうまくできたと言えるでしょう。