梅雨明けです。
上之保のとある堰堤下で、透明な渕の川底を散歩する天然記念物のオオサンショウウオを見つけました。6~70cmの巨体が渕の岩陰から浮いてきて息継ぎをしたので気が付きました。5年前に富之保・粟野で濁った淵から息継ぎに出てきた奴を見かけて以来の幸運です。
息を吸うとまた川底に沈みましたが、なぜか護岸から見下ろしている私の方へのしのしと近づいて来る!
ウグイやカワムツが微妙な距離を保って周りをぐるぐる泳ぎ回ってからかっています。
『夜になったらお前ら、食らってやるぞい!』と思ってるかどうか、のしのしとある行きました。
護岸の切れ目から川に流れ込む、より冷たい清水を浴びに来たようです。頭を突っ込んで2、3分涼んでいました。(私は炎天下で観察していたので暑かったです。)
都会の噴水で冷水にはしゃぐ幼児のようです。水面からせり出して余計赤く見えグロテスクな奴だけど、連れて帰りたくなる愛くるしさでした。
fb・川合治義ではムーヴィーでも紹介しています。
やがて護岸沿いに堰堤の方へ進み、堰堤を流れ下った急流に乗って向きを変え、岩が点在する淵へと消えていきました。ニホンカモシカ、ツキノワグマ、オオサンショウウオ、上之保の自然は野生の希少種からも大きな魅力です。売りというか押しというか、これを売りにしたいですね。もっともこの3種ともまず会えません、見られませんけど。
船山と明ケ島を結ぶ林道が、路肩の崩落で通行止めになっています。なかなか復旧しないので、『とにかく通れさえすればいい、土をどけてくれさすればいいんやで!』という声をお聞きしたので見に行きました。
その林道の付け根にある牛の肥育牧場?
脇に車を止めたことを、車に戻ってドアを開けようとしたときに、何か視線を感じて振り向いて知りました。道路からパチリ。この子は「かなえ」ちゃんというお名前のようです。
岐阜市の市議会議員のお二方と図書館わきのデッキで交流しました。
エアコンの効いたコンビニ店内の席は一般のグループや高校生らが占めていました。
建設常任委員会の副委員長の小森ただよし議員とこの春初当選の披田麻衣議員です。
お二人は『一般国道156号 岐阜東バイパス第3工区整備促進期成同盟会』の総会に岐阜市議会関係者として参加されたのです。
関市からは市長・副市長と基盤整備部長らと議会から三輪議長・渡辺副議長らが参加されました。私も頼んで工事の進捗状況の報告が行われる講演だけ聞かせて頂きました。
帰り道に津保川に架かる万代橋から、入道雲を持ち上げたような格好の大仏をパチリ。
上大野に渡り、富野北アルプスの本城山と大仏を望むと梅雨明けの陽光に緑が黒く見えるほどに濃くなっていました。
堰堤へ向かうオオサンショウウオ、せめてこれくらいのカモフラージュがないと捕まりそうです。