藤谷へ
お盆を前に墓地の草刈りでした。
おそらく100年以上前から続いてきた恒例の行事です。かつては鎌で刈っていたのですが、今では草刈り機ですから楽といえば楽ですが、急斜面で立っての作業はそれなりの危険があります。
7時の開始前に前副市長の山下清司さんが軽トラに乗ってやってきました。挨拶は『長年市役所に勤め隅々まで知っているものが、何も知らない方よりは相応しい。』と。
皆さんを代表して自治会長と私で山下さんを挟んで記念撮影。
『リーフレットを置いて行ってください。』と言ったら藤谷の戸数分しか持って来られなかったようです。『実は十分に刷ってなくて。もう少しご猶予を』と。さすがは生粋の公務員、政治家としてはまだ初陣なのです。
10月の第3回定例議会からは是々非々でお付き合い頂くことになりますが、まずは地元をよく知っていて堅実な予定候補として大事に考えています。
市民の皆さんには9月10日にはぜひ投票にお出かけいただきたいと思います。
急斜面をA君と自治会長のT君が刈ってくれました。
バランスを崩したら道路へ落ちます。ありがとう。
イノシシが稲の穂を食い始めました。
母イノシシがウリ坊たちに悪さを教え込んでいるのです。彼らには生きる術かもしれませんが、私たち百姓にとっては許せないことなのです。
そういえば山下さん、軽トラの荷台に『ホタル』のひとめぼれを一袋(30kg)乗せていました。家族で食べるだけの飯米は採れないので、八神のホタルで買ってきたのだとか。
今は稲が葉っぱで合成したデンプンをモミの中へ貯めて米粒を作っている時期です。
この登熟の時にモミは大変甘いのです。イノシシどもはその甘い汁をしゃぶりに来るのです。こんなのが毎晩続いたら田んぼはめちゃめちゃです。先日の狩猟免許に合格したらこの横着の報いを受けさせてやらねばなりません。