人生観のるつぼ
今日の句会は17人中15人の参加でした。
11年前の5月に初めて集まった12人のうちいまだに8人が毎月参加します。めいめいが4句ずつ持ち寄るのですが、大半が70歳代の高齢者ですので句には人生観が漂います。
毛糸玉ころころ母の遠ざかる
和解せよ冬の星々さんざめく
グラス二個一人芝居のクリスマス
今生の祈りは平和初御空
陽の差して麦田一面霜の花
初夢は武器弾薬の悪夢なり 下の二句は私の句です。
この田んぼは藤谷の40枚の田んぼで最も広い、2反3畝の田んぼです。今は冬小麦が蒔かれて芽を出しています。ところが写真を撮影している道路を越えて二ホンジカが侵入して麦の芽を食んでしまいます。パンやうどん・ラーメンなどになる小麦の収穫がグーンと減ってしまいます。
前歯でかじるので葉っぱが直角に食いちぎられて、生長は著しく遅れます。
川の向こうの山から下りてきて、市道を横切り、川に入って渡り、土手を登って来て道路を渡って田んぼに入ります。写真の左側に、川の中にさえ、けもの道が見えます。
上の写真の右のほうの大きな杉木立の奥にククリ罠を仕掛けました。