関音訳の会 しおん
40人の会員のうち17人が集まり新年会(=月例会)をしました。会員はまだ働いていらっしゃる方が多いし、孫の世話などの家族の役割やほかの付き合いがあって半数でも一堂に会するのはかなり大変です。
そういう事情を抱えながらも視覚障がい者の方々のために声の情報を届けようと40人もの会員がそれぞれの役割を果たしているのは素晴らしいし、その一員であることは私には大きな誇りです。
19日には広報せき2月号の原稿を受け取ることになっています。
それを私の班では6人で分担しています。だいたい一人30分(完成の状態)です。原稿を音読してみて、漢字が続く行政用語などは区切って読むなどの工夫をします。特に議会報告の条例改正などの欄は何度も読み返して口に馴染むようにしておかないと録音中に支えて進めません。30分の製品を6人で持ち寄って広報せきの一冊になります。
私は6年目になりますが、長い経験の先輩たちは初見の原稿でもスラスラお読みになるので、経験かな、集中力かなと感心します。声の質も普段の声からは想像もつかないような美声!に化ける会長さんをはじめ、やっぱり女性の声の方がこのボランティアには向いているのかなとも思います。
AIや文字をスキャナーで読み取って音声情報に転換するソフトなどが普及してきていますが、まだまだ音訳サービスは柔軟に進化していくのではないかと思っています。
3時前に美濃太田へ向けて走るGJ8マン号です。高校生らしき乗客が結構いっぱい乗っています。関高校の生徒もこれに乗って加茂地区や郡上地区からやってくる割合が相当大きいそうです。加茂高校に続いて可児高校も進学実績?が振るわなくなってきているのでしょうか。
テストの得点力だけで青少年をふるいにかけるやり方ではもう世の中が持たないことを悟る時期です。さらにはそういう少年たちを活かすためには教員の人間性が大きく関わっていること、その教員を育てる先輩教員の指導力には点数だけではない種々の要素が備わっていることも必要です。
関音訳の会 しおんの一員になれたことは本当に幸運でした。