ヒキガエルの卵
イノシシの掘ったぬたば(蒐場)の水たまりに、ヒキガエルが生んだゼリーのロープがグニャグニャとして収まり、接写するとすでに桑実胚にまで発生が進んでいる?ようです。白くなったのは死んでしまった卵でしょう。
60年ほど前に耕作放棄された山間の水田跡ですが、ちゃんと作り土は残っているのでイノシシは好んで泥浴びをします。そのあとが水たまりとなって今度はヒキガエルが産卵するのです。その水たまりの周りには無数のイノシシの蹄跡が残っています。
ここでオタマジャクシとなりカエルとなって水辺や山肌を這いまわって一人前のヒキガエルになれるのは奇跡的な確率なのでしょうね。もし1%も親になれるのなら藤谷はヒキガエルの巣窟になってしまうでしょう。
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必勝を期したワナは2か所とも失敗でした。
3月15日まであと5夜しかありませんが嗅ぎつけられっぱなしです。
最後の挑戦はこの樫の株の脇と、奥の樫の株の脇を通って踏みつけられた獣道。
奥の株、かかった場合にはこの株から生えた7本の細い幹全体に巻いたワイヤーが逃しません。仕掛けの踏み板は写真中央にあります。
手前の株、こちらも同様に数本の細い樫の木が複合的に力を逃すので100kg級のジャンボイノシシが掛っても逃さないでしょう。ただし今度は道からかなり離れた薮の中ですのでもしかかった場合に本物の猟師さんが引き受けてくれるか、の方が心配です。
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山から帰って朝ご飯を食べ、昨日の続きの田打ちをしました。
田んぼを起こすと地中に閉じ込められていた有機物の匂いが立ち上ります。
その匂いを嗅ぐとなぜか安心するのです。
今年もまたお米を作れる、という幸福感というか形容しがたい高揚感が湧いてきます。
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明日からまた市議会の常任委員会が始まります。
明日は総務厚生委員会、明後日は文教経済委員会。
水・木・金と来週の月曜日は新年度予算特別委員会です。
明日と明後日は発言はできませんが、後に続く予算特別委員会の勉強のために傍聴しなくてはなりません。
予算特別委員会は予算案について自由に発言できますからしっかり研究しておいて疑問点や不明な点があったら質疑し、思うことがあれば討論することもあり得ます。
生兵法は怪我のもとです。
分かったつもりで頓珍漢な発言をしないように自重しながらも、しっかり勉強して任期一年目最後の議会で少しでも成長したいと思います。