賛成だけど、これだけは言わせて・・・だめ!
放課後の留守家庭児童を親が仕事を終えて迎えに来るまで学校の施設を使って預かる、いわゆる学童保育事業の民間業者への委託の予算も含む令和6年度予算に私を含む18人の委員が賛成しました。
その後『賛成はしたけれど、これだけは付帯意見として当局に考慮してもらうようにして欲しい。』という発言があって、これをどう扱うのかをめぐって小1時間紛糾しました。結論としては付帯意見としては認めず、意見があったという扱いで委員長が報告を取りまとめました。同類の案件がほかにも2、3件あって紛糾したのです。
北村委員、長瀬委員、岩出委員が、『予算案には賛成するけど、これだけは言わせて下さい。』という趣旨で付帯意見を要望して、一旦は認められそうになりながら、当選回数の多い先輩議員たちに『それは許されない。』と撥ねつけられた、といった感じです。石原委員、小森委員、土屋委員、猿渡委員、田中委員と浅野委員が議会のルールをよく分かっていて公式、非公式に『それは許されない。』と教えてくれたのです。もっとも北村委員は最終日の本会議に何やら動議を提起することにしたようです。
私も介護保険給付基金の限度額を明らかにするよう求める、という付帯意見を提案しましたが、当局への質疑の後その旨の討論がなかった、という理由で却下されました。残念なのですが、私の提案の扱いについて『これはどうなんでしょうね?』という様子で議事を仕切る委員長の周辺で論議があってからの紛糾だったので、私の提案も丁寧に考えてもらえているんだ、という感謝の気持ちが湧きました。
当たらずと言えど遠からずという感じで学習ができた、ということで積極的に受け止めることにします。失敗の度にいちいちめげていたって始まりません。
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帰宅してラーメンを食べてから再び市役所へ行って市民協働課の主催した『まちづくり講演会』に参加しました。講師は宮城県栗原町から来た「地域おこし協力隊」員の大変にこやかで活動的な青年・三浦大樹さん。
かつて鉱山の町として大いに栄えた町のリノベーションの旗頭的プレイヤーで、今年中に地ビールの醸造も始める予定で、講話を聴いていると自然に楽しくなりました。
すっかりさびれていた商店街に再び活気を呼び寄せ始めているようです。
8時15分頃になって、暑さと疲れを感じたので、勝手ながら課長さんに挨拶して早退させて頂きました。市民協働課の皆さんもお疲れさまでした。