小学校とガソリンスタンド
かつて地域委員会に入れてもらえなかった時期がありました。
それで岐阜大学の高木義明先生の「地域づくり講座」を半期‐24回?受けてから、もう一度そこで学んだこともレポートにして申請したらやっと入れて、地域活動部というのを任せられました。富野名所マップをドローン写真も入れて作成し全戸に配る事業、3年目には本城山山頂の看板を始め、富野北アルプス沿いに15本の看板と15本の道標を立てる事業をしました。このときは富野小学校の5・6年の児童が大いに協力してくれました。
高木先生の講座でフィールドワークとして郡上市の白鳥町の石徹白の地域づくりを見学に行きました。その時話をしてくれた平野さんと廣中さん夫婦のことは、彼らの活動が新聞で紹介されるたびにまざまざと思い出します。
その時に見学したのが小水力発電機でした。今回の一般質問前にもう一度見ておきたかったのですが、行けなかった。それで今日の午後、第2回定例会が終わった解放感もあって恵子さんを誘って石徹白へ行ってきました。
途中の北濃小学校、児童は60人程度のようです。かつて一宮の友人の塾で修業時代に近くの民宿で夏季合宿をして、この校庭で行われていた盆踊りに引率した覚えがあります。
スクールバスが校庭に入ってきました。もう3時前ですから急がなくては。
郡上一揆の定次郎の故郷である前谷から桧峠を越えて石徹白に入りました。
JAめぐみの石徹白SSです。
SSの正面には石徹白小学校の体育館がありますが、その一階部分はJAの支店になっています。
支店の軒先に白鳥行きの3往復のバスの時刻表。
廣中さんが長年になっていた高齢者の買い物と通院のためのバスもあるはずです。
雪が深いので入り口は大きくありません。AEDがよく見える所に備えられています。
高齢者保健福祉支援センターもあります。庇を支える多くの丸太が印象的です。
ありました。
初めは水路沿いに小さな発電機が設けられただけでしたが、のちにこれができ、さらに性能の良い発電機も導入して売電もしているのです。
発電量は地区消費電力量の230%です。
大きな水車はゆっくりしか回りませんが、ギア比で高速回転に転換され発電機を回しています。実はこれよりずっと大きくて本格的な発電機があるのですが、アポなしではだめでした。
私が初めに見たのはこちらの発電機です。坂道沿いの水路を流れ落ちてくる農業用水を利用しているようです。これでも十分な電力を生み出していると思います。その後行くたびに発電機が大きくなっていきました。でも最後に行ったのは数年前で、もう一度見なくてはと思い続けてきたのです。
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帰りは石徹白川沿いに福井県の九頭竜湖駅まで下り油坂を越えて白鳥へ下りてくるはずでしたが、駅まであと少しのところに中部縦貫道の入り口があったので『無料』の看板に気を取られて乗ってしまいました。 ところが乗ったが最後、大野インターチェンジまで走ることになってしまいました。 その入り口は油坂方面への工事がまだで、福井県平野部方面へのみ伸びていたのです。
結局5時過ぎに大野ICで降り、すぐそばにあるモンベルのやっているカフェでケーキとコーヒーを飲んでからもと来たトンネルだらけの『無料』高速道路を九頭竜まで帰り、そのあとR158で油坂まで走って、再び『無料』の高速道路で白鳥まで下りて東海北陸道に乗って、家に着いたら7時15分でした。
人口250人の石徹白地区の発電所、SS、小学校。
人口473人の長野県売木村のSSと小・中学校。温泉宿泊施設もあります。
私は今後とも、関市政に対して、エネルギ―自給率、SSの存続、小、中学校の在り方という点で自分の目で見た経験をもとに提案し続けたいです。